日本に帰国しました〜

April 20th, 2021

ワールドツアーを終え、無事に日本に帰ってきました。 今大会の結果は17位。 初めて4starでトーナメントに進出できました。

試合が始まってからの時間はあっという間で、とても充実した時間でした。 久々のワールドツアー。 ドキドキよりもワクワクが上回り、やっぱり世界のチームと対戦するのは楽しいなと改めて感じました。

今回の会場は観光地で、ロケーションがとてもよかったです。 コロナの関係でホテル内(会場もホテル内)のみの行動になりましたが、各国のトップクラスの選手たちと同じ場所で同じ時間を共有していて、まるでみんなで合宿をしているようでした。

いざ試合が始まると、更新しようと思っていたブログには手が回らなくなりまして、、、。笑

ということで、何日かにわけて今大会の試合を振り返ってみようと思います。

今日は予選を振り返ってみます。 予選の初戦はノルウェーとでした。 結果は2-0で勝ち。

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ノルウェーとはよく対戦するんです。 中国(2star)で対戦して勝ち、その後メキシコのチェトマル(4star)の予選では負けていました。 今回のノルウェーは以前とパートナーを変えて出場していて、1人は対戦したことない選手でした。 1セット目は個人的に良い状態で入りましたが、2セット目からは自分のスパイクが決まらなくなり、相手のスコアを追いかける展開になりました。 最後はサーブから相手を崩すことができて、ディフェンスがハマったので逆転してストレートで勝つことができました。

途中で後手になってしまったのは自分のスパイクを打つタイミングが遅くなったからなのですが、おそらく1セット目は強打から組み立てていたのが、2セット目からはショットを打ち始めたからなのではないかと思います。

1試合の中でもパフォーマンスが大きくぶれます。 それは身体的ダメージや精神的ダメージなど、理由はさまざまです。 それを自分で客観的に判断するのも勝つための一つの技術だと思っています。 自分でわからないときにはパートナーに相談をする。 早め早めに対処しないと、あっという間に試合は過ぎ、不完全燃焼で終わってしまいます。

予選の2試合目はリトアニアと。 結果は2-1で勝ちました。

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この試合も個人的にかなり苦戦しました。 まずはこの試合を勝ってどうしてもメインドロー(本戦)上がりたいという気持ちが前に出すぎてしまったのと、試合前の練習で相手のレシーバーが無愛想だったのがかすかに気になってしまったのです。

リトアニアのブロッカーもなかなか背が高く、大きかったです。 ブロッカーにもいろんなタイプがいますが、このブロッカーはとりあえずブロックを跳ぶというよりかは、しっかりと作戦を立ててフェイクをしたり跳ぶふりをしてネットの近くに立っていたり、といろいろなことをしてくる選手でした。

やはりここでも機能したのはサーブでした。 レシーバーを多めに狙っていましたが、ふとしたタイミングでブロッカーに狙いを変えてから流れが変わり、最後はどっちがとってもいいや!くらいのスタンスで真ん中を狙ってサーブを打ちました。

あとは個人的にはブロックを2本決めたことが嬉しかったです。 自分よりはるかに大きい選手のスパイクを止めるのは難しくて、1大会に1本あるかないかですが、この試合ではまぐれではなく狙って止めにいけたので、そこがよかったなぁ〜と。

ひとまず予選をあがれたことにホッとして、メインドローのプール戦の対戦相手を見て、またぁ〜!?となりました(笑) プール戦の初戦は一度対戦したことのあるカナダとでした。 そのときはカナダのエドモントン(3star)の大会で対戦して、ボコボコにされて、その後東京大会(4star)でも対戦をして大差で負けていました。 カナダも十分強いですし、一時期は世界ランキング1位にいたチームです。 しかし今大会は格上のチームと当たれるチャンスだったので、対戦したことのない格上のチームと対戦してみたかったのが本音です(笑)

次回はプール戦のことを書きたいと思います。