プール戦の一つ目

April 21st, 2021

メインドロープール戦の初戦はカナダと。 結果は0-2で負けました。 この日もかなり風が吹いていました。 大きい選手は風の中でのプレーが苦手な人が多いです。 カナダのブロッカーもとても大きい。 空振りするのを期待していました。 (結論から言いますと、空振りはしてくれませんでした) でも、やはり風に左右されていて、得意ではなさそうでした。

グッドサイド(風下)にいけば点数が入り、バッドサイド(風上)にいけば点数が入りにくくなる。 これがビーチバレーの基本ですが、この試合もそのような展開となりました。

以前カナダと対戦したときは、ブロックに止められまくり、ブロックを交わすとレシーバーに取られるという、手も足も出ない状態でしたが、今大会こそはブロッカーから逃げたくないと思い、ブロッカー側に打つように意識していました。 前半はそれで決まっていましたが、後半からはさすがに拾われて、切り返されるようになりました。

風が強く吹くと、セット(トス)がどうしてもぶれます。 いくら細心の注意をはらっても、ピタッとセットを上げるのは非常に難しいです。 アタッカーはそのぶれを考慮してスパイクに入るのですが、私はこの試合、その入り方を誤っていました。 自ら難しいほうに導いていたのです。 これは試合中には気付かず、試合後のコーチとの会話の中で判明しました。

試合には負けてしまったけれど、このカナダと3回の対戦の中で、一番競り合った試合となりました。 スコアは確か18-21,18-21。 最後は私のサーブミスで終わりましたが、勝つためには攻めるしかなかった。 悔しいですが、判断は間違っていなかったと思っています。 また練習あるのみ!!

IMG 7925 ↑身長差があるけれど、私のブロックをかわしてくれてる(笑) このボールは確か千代さんが拾ってくれました。

同じプールには他にドイツとスペインがいて、ドイツが勝ったので、ドイツはカナダと、スペインは私たちと対戦することに。

このスペインは東京オリンピックの出場をかけた試合で勝ち、オリンピック出場が決まっているチームでした。 私たちが次のトーナメントをあがるためには、スペインに勝ってプール戦3位で上がるしかありません。 このスペイン戦は初の4starでのトーナメント進出をかけて挑んだ試合になりました。