April 23rd, 2021
プール戦3位上がりをかけたスペイン戦は、ナイターでの試合でした。 このナイターのライトが眩しかった!! 日本は日曜日の朝8時ごろで、多くの人がライブ配信で応援してくれていました。 結果は2-1で勝ち。 内容もかなり熱い試合となりました。
スペインはそこまで高さがあるチームではありません(私たちよりかははるかに大きいですが)が、パワーがある。 スパイクは重く、サーブもどっしり。 そして確実にいらない情報ですが、スペインのレシーバーは前々から私の友達に似ていると思っていましたが、やはり近くで見ても似ていました。笑
話を戻します。 相手が風上から打ってくるサーブは胸元にどーんときて、それに加えて照明がある真下から打ってきていたので、眩しくて一瞬ボールを見失う。 これもきっと相手の作戦のひとつだったと思います。 (私もやられて嫌だったので、これをひたすらにやり返してました) こうなるとパスを前に出せたところで助走へ行くのが大変なので、私の動きが普段よりも1、2テンポほど遅れてしまった感覚がずっと続いていました。 途中までは相手の思う壺でしたが、後半からはそのサーブがアウトになったり、私も慣れてきてパスを低くあげれるようになっていました。 リズムが戻ってからは、後ろに回る選択もできるようになり、攻撃の幅が広がったように思います。
しかし私の攻撃力は10あるとしたら2くらいでした。決定率がなんせ低い。 千代さんがツーで対応してくれましたが、もちろん相手も警戒するのでそれも決まらなくなり、1セット目はサクッととられました。 2セット目は繋いで繋いで、とりあえず相手のコートに返すを繰り返し、意地で粘り取ったセットでした。 そして3セット目。 ここでサーブを攻めることに変更。 ここまでは攻めるというよりかは、照明の見にくさを利用しつつしっかりと場所を狙うサーブでしたが、スピードで攻めたことにより、これが完全に私たちの勢いを後押ししました。 相手にミスが増え、最後は15-11で勝つことができました。
どのセットも相手が先にリードしていて、常に後を追う展開でした。 コートスイッチをするときにラリー間の時間ができるので、深く考え込んでしまったり、ネガティブ思考が出てきたりしましたが、それを認めた上でポジティブ思考が上回り、自分にとってマイナスになる声の音量を下げることに成功しました。 これはテニスのジョコビッチがやっているメンタルのコントロール方法で、初めて実践で感じることができました。
ビーチバレーは最後までどうなるかわからない。 風が強いときは特にそう。 だから最後まで諦めない。 初めて4starでトーナメント進出を決めた思い出の試合となりました。