今の率直な気持ち

May 4th, 2021

おはようございます! 隔離生活、残るはあと1泊となりました。 過ぎてみればあっという間でしたが、ここまで長かった、、、。 先ほどPCRを終え、今日中に結果が出るので、陰性であれば明日チェックアウトできます。

さて、今日は国内大会についての今の私の気持ちをお話しします。

実は今週末に国内ツアーの開幕戦があります。 会場は立川立飛ビーチ。 東京は緊急事態宣言中なので無観客で行うということ。 いつも大会の注意事項等の情報はJVA(バレーボール協会)から選手へメールが届き、そこに記載されています。 今大会の無観客もそこに記載されていました。 しかし、一般の方が見れるJVAのホームページにはそのことに触れていません。 どういうことなのでしょうか。 私たち選手がSNS等で今大会は無観客で行いますと発表すればそれで良いのでしょうか?

そもそも、5月8、9日に大会が開催されると正式に発表されたのもギリギリでした。 選手には3月31日に決まっている大会のスケジュールが送られています。 その中に立川立飛大会も記載されていました。 しかし、JVAが正式に発表するまでは拡散をお控えくださいと書いてあり、私たち選手が大会の宣伝ができるのはJVAの公式発表後となっているのです。

エントリーの締め切りは4月23日までで、その後どのチームが出場できるのかがシーディングとして発表されます。 このエントリーをする時点での大会詳細も調整中が多く、賞金や得られるポイントの大事な記載もエントリーの時点でわかりませんでした。 普段は賞金とポイントを確認して、大会に出場できるかどうかの判断をチームでしていますが、今回はとりあえずエントリーをして詳細が出たら、出場するかキャンセルするかを決めよう、という方向にしました。(28日に詳細が出て、出場することにしました。)

JVAからは27日にシーディングの発表予定と連絡がきていましたが、その日になかなか発表されず、27日の23:58に選手へのメールでどのチームが出場できるのか間もなく確定できる見込みですが、ポイントの確認に時間を要しており、大変申し訳ありませんが明日の昼頃の発表とさせていただきたく、経過報告とともにお詫び申し上げます。というメールが届きました。

きっと出れるか出れないかの瀬戸際のチームはドキドキしながら、1日に何回も発表されるサイトを確認していたはず。 27日中に発表できない、間に合わないとわかった時点で選手にメールをすべきだったのでは? それがわかったのが27日の23:58なわけないですよね、、、。 そして28日の昼頃、そろそろ発表されるかなと思ったらなかなか発表されず、夜になり、それでも発表されず、結局シーディング確定の連絡が謝罪の文とともに送られてきたのが29日の昼でした。

私が金融機関で働いていた頃、新人のときに教えてもらった「ほう・れん・そう」。 この報告・連絡・相談をJVA内でできているのかが気になります。 このご時世ですから、今までと違って大会開催側も忙しいことは選手たちはきちんと理解しています。 でももっと選手のことも考えていただきたいものです。

オリンピック代表決定戦のこともそう。 女子は室内のドームで行うということ。 外の競技なのに、なぜこんなにも大事な大会を室内で開催するのか、多くの選手やスタッフが疑問に思いました。 開催側は誰も疑問に思わなかったのか、と女子選手と開催側でzoomミーティングを行いました。 全チームが意見を言い、1時間以上話し合いましたが、結局は大人の事情でこうせざるを得なかったということと私は解釈をしました。 こういうところも選手ファーストではないですよね。 開催できるだけ選手ファーストなのか、、、?

今のビーチバレー界には本当に不思議なことがよく起こります。 なかなかビーチバレーが盛り上がらないのもこういったところにあるのではないかと思っています。 今私たち選手にできることは、多くの人にビーチバレーの魅力を知っていただけるよう、もっと発信していくこと。 そしてJVAと意見を交わしながらお互いに寄り添っていくこと。 そうしていかなければビーチバレー界の未来が明るくない。 若い選手も入ってこない。

さあ、引き続き頑張ろう! もうすぐ国内大会の開幕戦です!!!